2021/02/12 11:58

自然の植物をモチーフに模様作りするのは、世界共通どの文化にも存在すると思います。特に日本に関しては

中国からの影響もありながら、島国特有の閉鎖された環境において独自の花鳥風月な柄、風流やバサラ、侘びさびなど

概念を含む模様や文様が発達しました。日本画で筆を使う文化が発達̪していたことでより一層絵画的な表現が多いのかもしれません。

と同時に、型を使用した連続模様も発達しました。量産可能でありつつ、表現の面白さを兼ねているので流行したのかもしれません。

TAKUROZOMEでは、自然のモチーフ自体には別の世界があって、そこで遊んだりしているのではないかという見立て、もしくは

想像、ロマンを感じながら模様作りをしています。

今回のシャツは、松ぼっくりと松の葉と木をモチーフに染めています。もしかすると、松はいつもポケットに松ぼっくりを

忍ばせたいとビリアードでゲームしている世界があるのではないか、少し変わったSFな要素もありつつ、TAKUROZOMEは見立て

模様を染めています。